16日、シスコと富士通は戦略的業務提携を、固定電話、モバイル端末、テレビ会議、電子メールやボイスメールなどをシームレスに接続するユニファイドコミュニケーション(UC)分野にまで拡大すると発表した。シスコと富士通は、日本向けのソリューション開発やサービス提供、プロモーションなどを共同で実施していくことに合意し、UCビジネスを展開していく。
シスコはIP電話などVoIPソリューションをいち早く企業に提案していた会社のひとつだ。現在では、固定電話や携帯電話を含め、社内メール、メッセンジャー、テレビ会議などをIPで統合した製品やソリューションを持つようになっている。
富士通との提携で、日本市場でのICTビジネスのノウハウなどと組み合わせ、包括的な事業戦略を共同で構築、展開を進めていく予定だ。富士通では、今後1年で300名以上のUC技術者を育成し、国内最大規模のUCサポート体制も確立するとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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