米現地時間3月3日、Cloudianは、第4四半期のハイライトを発表した。
第4四半期は、過去最高の四半期売上高を記録し、6期連続で過去最高を記録したという。また、全世界の顧客基盤を36%拡大し、550社以上の顧客を獲得。Cloudianのストレージ容量の総計は63%増加したとしている。その他のハイライトは以下の通り。
業界での認知度と顧客の獲得
- Gartner「2020 Critical Capabilities for Object Storage」において、すべてのユースケースで最高のランキングを獲得した
- Cloudianのランサムウェア保護ソリューションのObject Lock機能は、2020年のNAB Show Product of the Year Awardsにて「Best New Storage Technology」を受賞。HyperIQの可観測性および分析ソフトウェアが「Storage Magazine/SearchStorage.com 2020 Products of the Year Awards」のファイナリストに選ばれた
- 米国疾病対策センター、米国連邦準備銀行、カリフォルニア大学バークレー校、オックスフォード大学、世界有数の金融ニュース企業2社、大手金融サービスプロバイダー数社、米国/欧州/オーストラリアの大手小売チェーン、世界的な自動車メーカー、多数の医療機関およびクラウドサービスプロバイダーなど、あらゆる業界の顧客を獲得した
パートナーシップの勢い
- VMwareクラウドプロバイダーによる医療機関向けランサムウェア保護プログラムを無料で提供
- VMware Cloud Foundation上のCloudianオブジェクトストレージソフトウェアをTanzuに統合し、クラウドネイティブアプリケーションと従来型アプリケーションの複数のユースケースに対応する単一の共有ストレージ環境を提供
- VMware Cloud ProvidersプログラムでのCloudianオブジェクトストレージの採用が拡大
- VeeamとCommvaultの両方で利用可能な、Cloudianのランサムウェア保護ソリューションにより、バックアップデータのコピーは不変になり、ハッカーによる暗号化や削除を防いでいる
- Splunk Smart Storeとの統合により、コンピューティングとストレージを分離することで、より多くのデータを低コストでインデックス化し保存することが可能になった
CloudianのCEOであるMichael Tso氏は、「COVID-19のパンデミックによって悪化したデータ管理と保護の問題を克服する上で、Cloudianは今最前線にいます」と述べている。
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