SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

ラックスリサーチ、2021年に注目すべき主要技術トップ5を発表

 3月4日、ラックスリサーチは、年次技術予測レポート「Foresight 2021:Top Emerging Technologies to Watch(Foresight 2021: 2021年に注目すべき先端技術)」にて、2021年に注目すべき技術の総合ランキングとしてのトップ12の技術に加え、エレクトロニクス・IT分野における主要技術トップ5を発表した。

 同社は、本調査にて注目の技術を特定する際、独自開発のデータアナリティクスプラットフォーム「Tech Signal(テックシグナル)」にてイノベーションデータの分析を行い、技術開発への関心が急速に高まりを見せている技術を特定。しかし、注目度が高く技術開発が盛んに行われていたとしても、規制や事業性など、商用化において克服すべき重大な課題を抱えている技術も存在するという。そこで、データ分析によるランキングに対し、自社の技術専門家であるアナリストが事業性などの最終的な技術評価を行い、今回の総合ランキングおよび産業別を作成したとしている。

エレクトロニクス・IT分野で2021年に注目すべき技術トップ5

  1. AI搭載型センサー:人工知能(AI)搭載型センサーは、重要なデータの収集・検証に向けてハードウェアとソフトウェアを統合しており、コンシューマー向けウェアラブルから医療機器、産業用IoTまで多くのユースケースにて活用可能である
  2. デジタルバイオマーカー:データストリームを分析して各種疾患を特定することを可能にするデジタルバイオマーカーは、ヘルスケア事業に関心を持つエレクトロニクス企業に注目されている
  3. 自然言語処理(NLP):エレクトロニクス企業やIT企業は、自然言語処理(NLP)技術を自社データの活用あるいはサービスとして提供することにより、新しいサービスの提供や産業セグメントへの参入が可能
  4. エッジコンピューティング:ハードウェアやソフトウェア技術の革新を受け、重要な計算機能をクラウドからエッジ側で処理することが可能になり、トラフィックの負荷軽減やレイテンシーの課題に対応できる
  5. 合成データ:人工知能の学習には大量のデータが必要となりますが、実際のデータが少ない場合は合成データが活用できます。合成データを活用することでデータの多様性やデータプライバシーの確保が可能

 ラックスリサーチのヴァイスプレジデント、Kevin See氏は、「デジタルトランスフォメーションは既にコンセプトとして語られていたステージから脱しており、デジタル技術の導入を検討する企業は、過大評価されている企業やツールを避け、実際に投資効果を得られるような形でデジタル技術を活用していくことが重要です。センサーのアウトプットにAIを活用する、デジタルバイオマーカーを分析して各種疾患を特定する、エッジコンピューターを利用してローカルでほぼリアルタイムでデータのもたらすインサイトを抽出する、など、今回選ばれた5つの技術の中心となるテーマは、データから価値を抽出することにあります」と述べている。

【関連記事】
アクセンチュア、2021年のテクノロジートレンドに関する調査結果を発表
ガートナー、未来のアプリケーションに関する2021年の展望を発表
Nutanix、2020年における製品や企業文化などに対する評価を発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14045 2021/03/04 11:09

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング