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SAS、「SAS Viya」における新たなデータ管理ソリューションを提供へ

  2021/05/14 05:00

 SAS Institute(以下、SAS)は、SAS Viyaプラットフォームを強化するため、以下二つのソリューションを発表した。

SAS Studio Analyst

 SAS Viyaで利用可能になる本ソリューションは、データ・サイエンティストやデータ・アナリストに信頼できるデータを速やかにアナリティクスに適用するためのセルフサービス環境を提供するという。本ソリューションにおいてユーザーは、データ品質/データ準備ステップをフローの一部として視覚的に表示、再構築、またはカスタム化できるようになる。これにより、アナリティクスのイニシアティブを活性化し、必要なデータを効率的に調整できるようになるという。

SAS Information Governance

 同じくSAS Viyaで利用可能となる本ソリューションは、アナリスト、ビジネス・ユーザー、ITユーザーがデータを制御および保護しつつ、データ・リソースを取得、検出、管理できるよう、直感的なデータ・カタログ/メタデータ検索機能を提供。これにより、データ・プロフェッショナルはデータの検索や体系化に要する時間を減らし、実際の分析に投じる時間を増大できるとしている。

データ管理とガバナンスの改善によって市民の健康を向上

 米国南カリフォルニアのリバーサイド郡は、250万を超える住民の健康と福祉を向上させるために、SASのデータ統合とアナリティクスを活用しているという。

 同郡はSASと協力し、社会的に最も弱い立場の住民が組織的な医療サービスやメンタルヘルス・サービス、社会経済サービスを確実に受けられるよう、データ準備、高度なアナリティクス、およびデータ可視化機能を兼ね備えたソリューションを設計。SAS Viyaによって実現するこのソリューションは、同郡が公立病院、郡刑務所、メンタルヘルス/社会的サービス/ホームレス・システムの医療データと非医療データを統合できる。

 リバーサイド郡はこうしたデータベースを接続することで、個々人が医療システム全体にわたる様々なサービスとどのように関わっているのかを把握し、医療アウトカムに向けて治療の経路を計画可能。これはエンティティ解決(Entity Resolution)という機能によって強化されており、個人の氏名や住所などの個人情報が複数のデータベースにわたって一致しない場合でも、固有のエンティティを識別するとしている。

 リバーサイド郡の公衆衛生担当ディレクターであるジュディ・ナイチンゲール(Judi Nightingale)氏は、「私たちはSASの導入前は、データ統合に関する深刻な問題を抱えていました。すべての住民を統合的に把握し、連携の取れていない取り組みを減らせるようになれば、郡内のすべての住民を、より迅速に健康と福祉の目標へと導くことができます」と述べている。

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