1日、NTTデータ、NTTデータ イントラマート、NTTデータ システムズ、アイテックス、ウイングアーク テクノロジース、東洋ビジネスエンジニアリングの7社は、共同で次世代型ビジネスソリューションを展開する事業会社「NTTデータ・ビズインテグラル」を設立することを発表した。新しい事業会社の資本金は4.5憶円。設立は5月27日で6月1日より営業を開始、22日には新しいオフィスに移転する予定。
NTTデータ・ビズインテグラルは、NTTデータグループ企業やパートナー企業のサービスやパッケージを集結させ、単なるパッケージだけではなくコンサルティングから活用サポートまでを展開する。提供されるサービスは「Biz∫(ビズインテグラル)」と名付けられ、販売管理、財務といった基幹業務系のシステム、BIツールなどをSaaS型、クラウド基盤への対応を含めた次世代型の企業ソリューションを担うものだという。
「Biz∫」は、SOA化された業務サービス群とBPM機能によって可視化と管理効率を高めるため、機能中心のERPから業務プロセス、ユーザープロセス中心のERPを目指しているという。パートナー企業などの既存パッケージとの連携も考慮されており、柔軟なシステム構築も可能だ。SaaS、クラウド環境のプラットフォームには、NTTデータグループの「Intra-mart」が利用される。
NTTデータ・ビズインテグラルの株主および出資比率は、NTTデータ 74.5%、NTTデータ イントラマート 11.1%、NTTデータ システムズ 11.1%、アイテックス 1.1%、ウイングアーク テクノロジーズ 1.1%、東洋ビジネスエンジニアリング 1.1%となっている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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