8月18日、McAfee Enterpriseは「McAfee MVISION Private Access」を発表した。
同ソリューションは、データ認識型のゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)ソリューション。これにより、どのような場所やデバイスからでも、プライベートアプリケーションへのより柔軟な「ゼロトラスト」アクセスが可能になり、ZTNAを介した安全なデータコラボレーションを可能にする統合型DLP機能を提供するという。
また、管理および非管理デバイスをカバーし、マカフィーのエンドポイントセキュリティ技術を通じて、デバイス状態の広範な情報を取得。これにより、継続的なリスク評価を実行。さらに、マカフィー「MVISION Unified Cloud Edge(UCE)」と統合し、クラウド、プライベートアプリケーション、Web、エンドポイントにわたって、単一の可視性と制御を提供するとしている。
同最高製品責任者であるShishir Singh(シシル・シン)氏は、「ZTNAは、クラウドファーストの導入、テクノロジースタックの簡素化、コストと複雑さの軽減、生産性の向上を目的として構築されています。しかし、既存のZTNAソリューションには、増加するリモート接続をセキュアにするために必要なクラウドとWebセキュリティに関連するデータセントリックのセキュリティコントロールがありません。McAfee MVISION Private Accessは、リモートで働く従業員のプライベートアプリケーションへの安全かつシームレスで超高速なアクセスを可能にし、追加のハードウェア費用、時間の掛かる設定プロセス、従来のVPNに関連する複雑なアーキテクチャを解消します」と述べている。
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