SailPointテクノロジーズジャパンは、Amazon Web Service(AWS)データセンターの東京リージョンを活用し、国内にサービス提供基盤構築を発表した。
SailPointの提供リージョンはフランクフルト、ロンドン、モントリオール、シドニーのほか、米国2都市にあり、東京は7番目だとしている。今回の国内でのサービス基盤構築は、米SailPointが提供するクラウド型アイデンティティ・セキュリティに対する世界的なニーズ拡大への対応、および顧客企業のデータレジデンシー要件の達成サポートが目的だという。
同社長 兼 本社バイスプレジデントの藤本寛氏は、「昨年、日本での事業を開始して以来、顧客需要は増加の一途をたどっています。お客様にご満足いただけ、ビジネスの成功をサポートできるサービスを提供するためには、クラウドインフラストラクチャの最適化が欠かせません。東京リージョンでの新たなサービス基盤構築により、これを達成し、SailPointのアイデンティティ・セキュリティを国内で保持することが可能となります。私共は、ビジネスの成長と進化に合わせ、日本や世界の顧客企業に対し、デジタルガバナンスを強化する基盤となる次世代のアイデンティティ・セキュリティソリューションを提供していきます」と述べている。
【関連記事】
・SailPoint、SaaSアプリケーションの可視化と一元管理を支援する新機能を追加
・インシデントの主要因はデジタルアイデンティティに【SailPoint調査】
・DatadogとAWS、グローバルな戦略的パートナーシップを発表