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東洋紡、従業員約5,000人の人材情報を一元管理するシステムに「COMPANY」を採用

 Works Human Intelligenceは7月5日、東洋紡が、統合人事システム「COMPANY」の導入を決定したと発表した。

 東洋紡は、次世代経営人材の育成や組織人事戦略の実現において、全社視点での最適な人材育成を高度化したいという課題を抱えていた。そこで、タレントマネジメントの観点で、人事異動をより有効に機能させるべく「ポジションの見極め」と「育成すべき人材の見極め」の実施および、この二つを実現するためのプロセス設計に着手したという。約5,000人の人材情報の一元管理と可視化を実現するタレントマネジメントシステムとして「COMPANY」の導入を決定。同社は「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」「COMPANY Talent Management」「CWSスマートデバイスオプション」「就労モバイル勤怠」の6製品を採用した。

 同社は、同システムの採用理由として以下を挙げている。

1. 人事領域のシステム統一による人材情報の集約と業務効率化

 従来は、人事給与、人事評価、勤怠管理、資格情報管理といった業務領域ごとに別システムを利用していたため、人材情報が集約されず活用が困難な状態だったという。あらゆる人材情報を「COMPANY」に集約することで、タレントマネジメントの基礎となる人材情報の可視化を実現。また、業務効率化の観点でも、現在システム外で行っている、適性検査・寮社宅・健康診断結果等の情報管理を「COMPANY」に集約するとしている。

2. 人事部門が自ら運用することでシステム管理コストを削減

 ノーコードで設定変更が可能なため、法改正や業務プロセスの変更にともなうシステム改修を、人事部門の担当者自ら行うことができるという。また、システム部門においては、人事関連システムを統一することで、システム間データ連携のためのメンテナンスの手間が不要になる。

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