「IBM Lotus Connections」は、コミュニケーションやコラボレーションを支援する各種機能を「コンポーネント」として提供。例えば「プロフィール」では、登録者の写真や経歴、専門分野、アクセス先、組織構成などが表示される。「プロフィール」を通じて、誰が専門的な知識を有するかを把握することができ、様々な分野の専門家が「コミュニティー」に集まり、情報共有やディスカッションなどを促進するのが狙いだ。
本日発表の新製品では、コミュニティー内でのアクティビティー共有ができるようになったなど、各コンポーネント間の連携を強化。コミュニティー内のコラボレーション作業がより活発に実施できるようになっている。また「ファイル共有」および「Wiki」の二つのコンポーネントが追加された。
「ファイル共有」は、あるコミュニティーのメンバーが添付した資料に対し、コミュニティーの誰がダウンロードしたかの確認、資料に対するコメント記入、参照者が更新した際の資料のバージョン管理、さらには資料への細かいアクセス制御などが行える。一方の「Wiki」は、誰でもWeb上でコンテンツの編集と共有が行える機能。
その他、「ホームページ」にて重要情報の表示方法をカスタマイズができる機能や個人のブラウザのブックマーク情報をインポートできる機能など、既存サービスに新機能が追加されている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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