「IBM Smart Analytics System V.1.0」は、最適なシステムが既にチューニングされた状態にて構成されているため、ユーザーは最短12日で構築を完了できる。これは従来のわずか15分の1の機関にあたるという。また、最小限の構成にてモジュール化されているため、システム要件の変化に合わせて、各機能を柔軟に拡張することも可能だ。
さらに、自動管理ツールにより、面倒な運用管理を自動化。加えて、BI機能を提供するモジュールを追加することにより、従来データウェアハウス構築後に別途作りこみを行っていた高度な分析機能や、レポーティング作成がすぐに利用可能となった。
たとえば、最も購入意欲の高そうなターゲットにフォーカスしたプロモーションを行い広告費用を削減するなど、データウェアハウスから導いた洞察に基づく意思決定を迅速に行うことができるという。
「IBM Smart Analytics System V.1.0」は、データベース管理やデータ統合、運用管理の自動化などを支援するデータウェアハウス構築に最適なミドルウェア、サーバー、ストレージにて構成されている。格納するデータ容量にあわせて、6つのクラスを提供。最小構成では、データ量として2TBの規模を想定し、基本導入から性能チューニング、高可用性設計と総合テストまでのサービスを含め、2.3億円から提供し、日本IBMならびにIBMビジネスパートナー経由で販売する予定。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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