日立システムでは、これまで約1万社のITシステムを構築してきた実績とノウハウを活用し、従来型のオンプレミス開発と次世代クラウドコンピューティングの最適な組み合わせをシームレスに統合するサービスを「ハイブリッドインテグレーション」として提供していく。
「ハイブリッドインテグレーション」は、仮想化技術を使った既存設備のインターナルクラウド、日立グループ内外のデータセンタを利用したプライベートクラウド、ビジネスプロセスのアウトソ-ス対応、使用量課金によるSaaS型の提供などを取り揃え、これらを最適な形に組み合せることで、従来型の資産所有型ITシステムの利点と次世代クラウドコンピューティングの資産利用型ITシステムの利点との双方を生かしたITシステムを提供するというもの。
さらに、日立グループ内外のデータセンタベンダと連携して、信頼性、可用性の異なるデータセンタ基盤も用意しており、基幹業務などの高信頼基盤から開発用・移行用の一時利用基盤まで、多様なニーズにあった基盤群をベースにしたシステムを構築する。
なお、日立システムでは「ハイブリッドインテグレーション」事業全体で、2013年には約100億円の売上を目標としているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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