Fastlyは、自動化されたボット攻撃をエッジで阻止し、詐欺やDDoS攻撃、アカウント乗っ取りなどを含むオンライン上の不正行為のリスクを軽減する「Fastly Bot Management」を発表した。
Fastly Bot Managementは、自動化された悪質なトラフィックからWebサイトやアプリケーション、および重要なデータを保護。悪質でないボットと悪質なボットをネットワークエッジで分類し、サーバー側とクライアント側で緩和対策を講じるという。同ソリューションの特徴は以下のとおり。
- 不正行為やリソースの悪用を削減:アカウント乗っ取りやカーディング攻撃など、不正行為を助長する悪意のあるボットを自動的に特定し、多層的なアプローチで阻止する。エッジにデプロイしてルールを実行し、正当な顧客からのリクエストにのみトラフィックを提供することで、オリジンのコストを削減可能
- カスタマーエクスペリエンスの保護:エッジベースのソリューションにより、レイテンシを低減。アプリケーションのパフォーマンス維持を支援しながら、チャレンジフローなどクライアント側の機能によって購入プロセスをスムーズにし、コンバージョン率の向上を促進
- ボット対策・アプリケーションセキュリティ・配信サービスの統合:開発者が使いやすいコンソールを通じてデプロイし、攻撃を阻止
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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