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日本インフォアがIFRS対応の複数元帳機能「Infor Advanced General Ledger」を発表

1つの会計データから複数の会計データを自動生成する複数元帳機能を追加

「Infor AGL」は、既存の会計システムに複数元帳機能を追加するためのアプリケーション。インフォアのサービス指向アーキテクチャ(SOA)戦略である『Infor Open SOA』のコンポーネントとして提供される。

IFRS適用時のシステムでは、企業の各拠点における税務基準ベースの報告だけでなく、IFRS向けに連結ベースの報告も行う必要があり、1つの会計データから複数の会計データを自動生成する複数元帳機能の需要が急速に高まっている。日本インフォアによれば「ERPの会計モジュールや会計パッケージ・システムの中に複数元帳を管理する機能が組み込まれている場合もあるが、異なる元帳への自動転記や勘定科目コードの自動組替えがサポートされていないことが多く、ユーザー企業への負荷が大きくなっていた」という。

「Infor AGL」は、こうした課題を解決するため、勘定科目体系・会計期間・通貨の異なる複数の会計元帳を定義し、1つの会計データから複数の会計データを自動生成してそれぞれの元帳に保持する複数元帳機能を提供。これにより、既存の会計システムに手を加えることなく、IFRSにも短期間で対応できる。また、仕訳明細ごとに最大で30種類の分析用コードを保持することができるので、これを仕訳データを分類・集計することで、IFRS適用企業における様々なセグメント分析も行うことが可能だ。

なお、「Infor AGL」は、『Infor Open SOA』コンポーネントのビジネスイベント連携アプリケーション「Infor On-Ramp」を活用することにより、インフォアの会計管理システム「SunSystems」やERPシステム「Infor ERP」だけでなく、他社の会計パッケージやERPなどと連携して使用することもできるとのこと。

「Infor AGL」は現在、米国や欧州で先行して限定出荷されており、2010年2月末には日本語版を含めた正式出荷をワールドワイドで予定しているという。

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