今回の機能強化では、同社が従来から取り扱っている製品「WebコアEnterprise」「Webコア・コンテンツガード」「Shunreader RSS Enterprise」などと、新規販売商品「WebXPortal」を組み合わせ、利用者が意識することなく安全かつ手軽に情報を得られるWebサイトの構築を支援していくという。
新製品「WebXPortal」は、利用者が見たいサイトのURLやRSSを画面上に指定するだけで、簡単に個人専用のポータルページ「Myページ」を作成するツール。「Myページ」とは、社内・社外のWeb上に散在するさまざまな情報から、利用者自身が必要な情報を集めてレイアウトすることのできるページ。「Myページ」を作成することにより、利用者は短時間で効率的に情報収集することができる。また、社内にすでに存在する複数の検索エンジンに対し一括検索を行うことができるので、情報収集の手間を省くことができる。既存の情報をそのまま活用することができるため、短期間での導入が可能で、当社開発商品のため、カスタマイズにも柔軟に対応できる。
販売価格は、基本パッケージ(1サーバ1CPUまで、登録可能なポータルテンプレート3つまで)で、1,980,000円。年間保守費が297,000円。
一方の「WebコアEnterprise」は、ホームページ上で公開するすべてのWebコンテンツの運用・管理を行う自社開発のWebコンテンツ管理システム。Webサイトのコンテンツ作成、編集から承認、公開までの作業の流れをノンストップでサポートし、公開コンテンツの履歴を管理する。HTMLなどの専門知識がなくても、統一されたレイアウトに情報を入力するだけで簡単にWebページを作成できるほか、公開サーバへのコンテンツをスケジュール配信するなどの機能を持っている。
今回の機能強化では、従来の「WebコアEnterprise」に比べリンクや文字列のチェック機能、さらに操作性を向上。リンクチェック機能によるリンク切れコンテンツの公開防止や、文字列チェック機能による使用禁止文字の自動置換、コンテンツ間リンクチェック機能による不要素材の一括削除などの機能が追加された。
販売価格は従来通りの、10ユーザー対応、480万円。既に導入済みで保守契約をいただいているユーザーは、バージョンアップ作業費用のみで利用できる。