アシュアードは2024年8月20日、セキュリティ評価プラットフォーム「Assured(アシュアード)」がセブン銀行に導入されたと発表した。
セブン銀行は、成長戦略の柱として「ATMプラットフォーム戦略」を掲げ、DX・デジタル化を推進。その中で、社内で利用されている100以上のクラウドサービスの安心・安全な利用促進を目指し、Assuredの導入が決定したとのことだ。
なお、同行はAssuredに対し、以下の3つの点を期待し導入に至ったという。
- 金融機関に適したセキュリティ評価:従来は複数のガイドラインを参照しながら社内でセキュリティ評価のチェックシートを作成しており、急速な情勢の変化に対応できない・回答内容の判断が客観的に行えないといった課題があった。同サービスはセキュリティの専門家が複数のガイドラインに基づいて中立的な調査を実施しており、客観的で高精度な第三者評価に基づいた判断が可能になると期待した
- クラウドサービスのリスク評価にかける対応工数の削減:従来は社内独自のチェックシートを用いてクラウドサービス事業者に回答を依頼しており、負荷が大きかった。同サービスの利用でそれらのやりとりが解消でき、迅速なクラウド導入が実現できると期待した
- 最新の動向を踏まえた評価:社内独自のフォーマットに常に最新の動向を取りこむことが難しい面があったが、調査項目が定期的にアップデートされる同サービスの利用によって、最新の動向を踏まえた評価ができると期待した
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