NetApp(ネットアップ)は、イタリアのITサービス大手企業であるAruba S.p.A.(以下、アルバ)と戦略的なパートナーシップを提携したと発表。この提携により、両社は「Powered by NetApp」という新しいソリューションを展開するという。
アルバは、イタリアのITサービス企業で、クラウド、データセンタ、ホスティング、Eメール、ドメイン登録、認証メールなどのサービスを提供。これまで10年以上にわたり、NetAppの製品を自社サービスの基盤として使用してきたとのことだ。
今回の提携では、以下のようなメリットが期待されるとしている。
- 戦略的な協力:両社の強みを活かした共同プロジェクトの実施
- 相乗効果の創出:それぞれの専門知識を組み合わせた新しいソリューションの開発
- 最適化されたデータセンタソリューション:データサーバとデータ管理の両面からアプローチした、より効率的で高性能なサービスの提供
アルバは、自社の主要サービスに「Powered by NetApp」というラベルを付けることで、NetAppのデータストレージと統合データサービスを活用していることを明示。これは、アルバの将来の主力製品がNetAppの技術を基盤として開発されることを意味しているという。このパートナーシップは、アルバのサービス品質を向上させるとともに、NetAppの技術をより多くの企業に届けることを可能にすると述べている。
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