アリエルによれば、アイケイコーポレーションでは2003年よりグループウェアを導入、当時は数百名規模での利用を想定した製品を使用していた。しかし、好調な業績の推移に伴い会社規模が急激に拡大したため、導入当初は目的に適っていたグループウェアがキャパシティオーバーを起こし、動作の緩慢化等、業務に支障が生じる事態となっていたという。
そこで、全社情報共有システムの見直しに着手。SaaS型を含む数社の情報共有システムを検討した結果、アリエル・エンタープライズを採用。採用の決め手は、数千名規模での利用も可能なスケーラビリティ、柔軟かつ簡易なWebアプリケーション開発、直感的なユーザインターフェース等。
アリエル・エンタープライズは、コンポーネントと呼ばれるシステム部品を組み合わせることによって、さまざまなアプリケーションをプログラミングなしで簡易に構築。そのため、社内システム開発にかかる時間と労力を大幅に削減することができる。同社ではこの特長を活かし、申請・承認・台帳管理等のワークフロー環境を整備し、従来は表計算ソフト等で管理されていた情報を一元管理。複雑な申請フローを実現しつつ、ワークフローとグループウェアを同一システム基盤上に構築していく予定とのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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