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イオンアイビス、「LifeKeeper」導入して1年4ヵ月以上安定稼働 会計システムの高可用性を実現

 2024年10月30日、サイオステクノロジーは、HAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」がイオングループのIT機能会社であるイオンアイビスに導入され、イオングループのMicrosoft Azure移行にともなう会計システムの高可用性を実現したと発表した。

 イオンアイビスは、ハードウェアの老朽化や柔軟なリソースコントロールなどの課題から、巨大流通グループの情報システムをオンプレミスで維持することが困難になったという。それにともない、同社は2021年に会計システムをMicrosoft Azureを基盤としたクラウドへ移行するプロジェクトを開始したとのことだ。その際、サポート体制とSAPシステムの冗長化が可能なことが決め手となり、LifeKeeperと、データレプリケーションソフトウェア「DataKeeper」が採用されたとしている。

システム構成図(クリックすると拡大します)

 その後、2023年6月にLifeKeeperを中心とした冗長化体制が稼働を開始し、その後もシステム運用は安定して稼働しているという。Azure環境で2度のフェイルオーバーが発生したが、いずれも想定通りにデータが同期され、システムのダウンタイムを最小限に抑えられたとのことだ。

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