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複数会計基準に対応した仕訳生成を支援 システムフロンティアと日本オラクルがIFRS対応に向けた自動仕訳生成システムの提案で協業開始

  2010/01/07 16:22

システムフロンティアと日本オラクルが、IFRS対応に向けて必要となる複数会計基準に対応した自動仕訳生成システムの提案で協業を開始することを発表した。

今回の協業では、オラクルのERP製品「Oracle E-Business Suite R12」の会計アプリケーション「Oracle General Ledger」と自動仕訳生成アプリケーション「Oracle Sub Ledger Accounting」に、システムフロンティアが開発した既存の基幹系システムなど外部システムとの連携強化を可能にする機能を付加し、さらに複数会計基準仕訳パターンの設定を支援するツール「LASAI Booster」を組み合わせて共同で提案していくもの。

「LASAI Booster」は、1月末より提供開始される初版リリースでは日本会計基準とIFRS基準に対応しており、業界を問わず一般的に企業で必要となる800種類以上の仕訳 パターンを標準で装備している。加えて金融業界等で必要とされる特有の基準や、米国基準などその他の地域の会計基準にも今後対応することを予定している。「LASAI Booster」を活用することで、日本会計基準と国際会計基準の仕訳パターンの参照や差分の確認、各企業に対応した勘定科目の変換、仕訳パターンの変更・修正項目の確認や履歴保存などが、情報の把握と操作が容易なユーザー画面を通して実行できる。

事前検証作業の結果では、IFRSならびに各国各地域の会計基準に必要となる新しい仕訳パターンが決定されると、金融業界における勘定系システムや製造業における受発注管理システムなど会計システムとのデータ連携が必要な他の基幹系システムにまで求められる改修要件や新たなインターフェース構造などが記載された仕様書が自動的に作成されるとのこと。ここで作成された仕様書に基づき、基幹システムでは新たな会計基準に対応するための改修作業を進めることができる。

「LASAI Booster」により設定された各会計基準の仕訳パターンは、「Oracle E-Business Suite R12」による会計システムに取り込む機能が、標準で実装されており、会計システムには自動的に各国各地域基準に対応した仕訳パターンが反映され、複数自動仕訳と複数勘定元帳転記が実行される。

なお、「LASAI」の開発に当たっては、中京大学経営学部 学部長 吉田康英教授が監修を務めているとのこと。

【関連リンク】
・「LASAI」概要
 http://www.sfrontier.co.jp/homepage/lasai/index.html

・日本オラクルの国際会計基準への取り組み
 http://www.oracle.co.jp/campaign/cfo/ifrs/index.html

 

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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