フィッシング対策協議会は、LINEをかたるフィッシングの報告を受けていると注意喚起を発表した。
メールの件名(例)
- 【重要】LINEアカウントの再認証が必要です
- 【重要】LINEアカウントの乗っ取りにご注意ください
- LINEアカウントに異常なアクセスが検出されました(メール番号:CF-YE-XXXXXXXXXXX)
※上記以外の件名も使われている可能性があるとのこと。


詳細内容
- 2025/04/09 9:00 時点では、フィッシングサイトは稼働中であり、JPCERT/CCにサイト閉鎖のための調査を依頼中。類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、引き続き注意が必要
- このようなフィッシングサイトにて、携帯電話番号、メールアドレス、パスワード、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを絶対に入力しないよう注意
- フィッシングサイトは本物のサイトの画面をコピーして作成することが多く、見分けることは非常に困難。日頃からサービスへログインする際は、メールやSMS内のリンクではなく、いつも利用しているスマートフォンの公式アプリやブラウザのブックマークなどからアクセスしたり、パスワードマネージャーなどを利用して、登録済の正規サイトかどうかを確認したりといった心がけを
- フィッシングメール対策には迷惑メールフィルターが有効。ほとんどのメールサービスでは迷惑メールフィルターが利用できるため、大量のフィッシングメールが届いている場合は、迷惑メールフィルターの設定が有効になっているか確認を
- フィッシングメールが届くということは、メールアドレスがインターネット上に漏えいしていることを意味する。漏えいした情報は犯罪者の間で売買され、消すことができない
- 大量のフィッシングメールが届く場合は、漏えいした情報を無効化するため、新たにメールアドレスを作成して移行することを検討すべし。その際、正規メールにアイコンやマークが表示されるメールサービスを使うことを推奨するとのこと
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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