2025年12月2日、パーソルビジネスプロセスデザインは、パナソニック ホームズに「経理向けデジタルソリューションサービス」を導入し、業務効率化を実現していると発表した。
パナソニック ホームズは、パーソルビジネスプロセスデザインによるコンサルティング、業務整理、RPA、VBA(Visual Basic for Applications)およびグループウェアの連携により、手作業を多く含む経理プロセスの大半を自動化。これにより新規システムの導入、大規模改修をすることなく業務効率化を実現したとのことだ。
具体的には、銀行振込・入金関連業務ではRPAによる自動メール送信や伝票起票、入金予定・実績の照合、マスタ連携や仕訳データ取り込みなどを自動化。また、電子決済業務では請求書情報のデータ連携や入金情報の自動仕訳登録などを実現し、作業時間を最大20分の1に短縮している。さらにデータのダウンロードや整形、リマインド通知なども自動化し、確認や承認など一部業務を除き、人の介在を最小限に抑えているとのことだ。なお、経理業務130プロセスの自動化により、年間15,000時間の作業時間を削減できたとする。
今後同社は、AIやデータ分析の活用による、さらなる業務自動化・効率化を目指すとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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