Snowflakeは、AI駆動型オブザーバビリティの主要企業であるObserveを買収する最終契約を締結したことを発表した。

この買収によりSnowflakeは、AIを活用する現代の企業が求める規模、複雑性、コスト効率に対応するオープンスタンダードの次世代AIオブザーバビリティを提供するという。同買収によって顧客に提供される価値は以下のとおり。
- エージェント型AIによる問題解決の迅速化:ObserveのAI搭載Site Reliability Engineer(SRE)とSnowflakeのデータを組み合わせることで、企業は従来の受け身の監視から、先回りして自動で問題を解決できる体制に移行できる。ObserveのAI SREは、統合されたコンテキストグラフを活用してログ、メトリクス、トレースを関連付け、異常の早期検知や根本原因の特定を実現し、本番稼働における問題の解決を最大で10倍高速化する
- 規模を前提として設計されたオープンスタンダードのアーキテクチャ:同買収により、Apache IcebergおよびOpenTelemetryに基づくオープンスタンダードの統合されたオブザーバビリティアーキテクチャを構築する。これにより、オブジェクトストレージ、柔軟な処理能力、相互運用可能な標準を活用して膨大なテレメトリデータを管理できるようになる。テレメトリをSnowflake AIデータクラウドの中で主要データとして扱うことで、柔軟性、ガバナンス、効率を強化しながら、オブザーバビリティデータとビジネスデータの両方に対し、分析やAIを一貫して適用できる
- 高い経済効率でテレメトリデータをすべて保持することが可能:AI駆動型アプリケーションが生成するログ、メトリクス、トレースは膨大になり、企業はコスト管理のため、サンプル収集や短期間のデータ保持によらざるを得ない状況となっている。これを解消し、高精度のテレメトリデータを保持し、オブザーバビリティに関わるコストを削減しつつ、すべてのデータ資産の可視性を高められる
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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