Netskope(ネットスコープ)は、新たな機能「Netskope One Data Lineage」を発表した。
同機能は、「Netskope One」プラットフォームの拡張機能の一環として提供されるという。データが保存・転送・使用されるあらゆる段階でデータの出所を可視化・分析し、追跡・評価できる機能を提供するとのことだ。これにより、組織はコンプライアンス対応やインシデント調査、データポリシーの実装のための検証可能な監査証跡を確保しながら、安心してAIイノベーションを推進できるとしている。
具体的には、データの発生源、移動経路、使用方法、アクセス状況といった各段階に加え、データが複製・改変される過程も可視化できるという。また、データが抽出され、異なる文書ファイルやフォーマットに変換される際にも、ポリシー制御をデータに紐づけたまま維持できるとのこと。その結果、ユーザーは以下のことを実現できるという。
- 可視性と制御機能:複数のユーザーやシステムをまたいで、データの発生源から送信先までの出所に関する包括的なコンテキストを把握できる。これにより、機密データの流出を予防し、適切なコンプライアンス対応を行えるほか、データ漏えいや不適切な内部アクセスが発生した際には詳細な事後調査を実施できる
- 内部脅威からの保護:個々のユーザーによる不適切なデータ移動や利用行動を追跡することで、その意図を特定し、新たな内部脅威リスクを迅速に識別。また、潜在的なデータ損失インシデントの調査や、不正なデータ移動のトラブルシューティングも可能に
- 最適なポリシーとセキュリティポスチャ:文書やファイルの作成履歴を詳細に取得することで、ITおよびセキュリティチームがデータアクセスポリシーを調整・適用し、セキュリティポスチャを強化することを可能に
Data Lineageは現在、Netskopeの既存ユーザー向けにプレビュー版として提供されているとのこと。一般提供の開始は2026年前半を予定しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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