Octave(オクターブ)は、F1チーム「ビザ・キャッシュアップ・レーシング・ブルズ(Visa Cash App Racing Bulls/以下、VCARB)」との今後複数年にわたる技術提携と、チームの設備資産ライフサイクル管理パートナーに就任したことを発表した。
今回の技術提携により、OctaveのライフサイクルインテリジェンスソリューションがF1の環境に導入されるという。工場のオペレーションからレース走行に至るまで、チームのパフォーマンスや信頼性、意思決定をサポートするとのことだ。
F1では、わずかなミリ秒の差で勝敗が決まるため、数千に及ぶ関連アセットを正しく管理し、作業プロセスを緊密に連携させる必要があるという。また、常に高い
プレッシャーの中で最適な判断を下す力も必要で、こうした厳しい環境でのF1の運営は、世界中のミッションクリティカルな産業が直面している状況と変わらないとOctaveは述べている。同社のソフトウェアは、こうした失敗が許されない環境での運用を支援するために設計されているとのことだ。
マシン製造からレース当日まで続くインテリジェンス活用
F1のマシンを組み立てる工場では、Octaveのソリューション「Octave Attune(旧HxGN EAM)」が重要な設備資産・ツール・プロセスを一元管理し、可視化することで、次のような成果を実現するという。
- 運用データと設備資産データを統合した、信頼性の高い情報源の提供
- 設備と稼働体制の健全性・即応性をリアルタイムで可視化
- 作業プロセスの中断を防ぐための早期対応
- 開発から運用までのシームレスな連携
こうした環境が整うことで、シーズンを通しての開発サイクルの高速化、リソースの効率的な活用、高い運用レジリエンスの確保を実現できるとのことだ。
最高のレースを支える高信頼のサービス
F1レースの期間中は、あらゆるプロセスで完璧な作業が求められる。設備や稼働体制の素早い対応力は、ピットガレージでの作業や機材の輸送、そしてレースそのもののパフォーマンスに直接影響する。VCARBは、Octaveのインテリジェンスを日々のワークフローに取り入れることで、チーム全体のオペレーションを強化し、工場からレース会場に至るまでスムーズな連携を実現できるとしている。
【関連記事】
・IFS、エンタープライズ向け倉庫管理システムのSofteonを買収完了 支援先にソニーやデンソーなど
・オラクルとOracle Red Bull Racing、パートナーシップ延長へ AIの力で2026年のF1シーズンを戦う
・ネットアップ、アストンマーティン F1をレース戦略のデータ活用で支援
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
