パロアルトネットワークスは、エージェンティックAIの保護に特化したプラットフォーム「Prisma AIRS 3.0」を発表した。
Prisma AIRS 3.0は、エージェントのライフサイクル全体を保護し、AIの振る舞いを単に監視する段階から、自律的な実行を安全に任せる段階への移行を可能にするとしている。シャドーAI、エージェントのアイデンティティ管理、ランタイムセキュリティ、自動ガバナンスなど、AIが実際に「何を実行するか」について把握できていない課題を解消し、エージェントが自律的に複雑なタスクを実行する際の挙動を、設計段階からラ ンタイムまで一貫して可視化・保護するとのことだ。
- AIエージェントの所在を問わずに検出:環境全体にわたるAIエージェント、モデル、および接続のインベントリを即座に作成可能に。従来のツールが見逃しがちなクラウド環境、SaaSプラットフォーム、およびエンドポイント上でローカルに実行されているエージェントを特定する
- AIエージェントのリスクを継続的に評価:セキュリティ担当者が、「エージェントが安全かどうか」を推測する必要がなくなるとのこと。Agent Artifact Securityによりエージェントのアーキテクチャをマッピングし、脆弱性をスキャン。エージェントのためのAIレッドチーミングが、コンテキストを認識したエージェントによる攻撃をシミュレートし、AI関連の脆弱性を発見し、ランタイムセキュリティポリシーを推奨する
- AIエコシステムをリアルタイムかつ大規模に保護:現在限定プレビュー版で利用可能なAI Agent Gatewayは、エージェントのランタイムおよびIDセキュリティ、ガバナンス、可視性を強制するための一元的なコントロールプレーンを提供するとのこと。現在進めているKoiの買収完了後、Agentic Endpoint Securityは、様々なAIエンドポイントアプリケーションを保護するために必要な可視性を提供 し、安全性を犠牲にすることなくコーディングエージェントのようなツールを迅速に導入できるように支援する
【関連記事】
・パロアルト、CyberArkの買収を完了 テルアビブ証券取引所への重複上場も発表
・パロアルトが日本で本格展開する「Unit 42」 メンバーに元アメリカ陸軍なども参画、その内容とは?
・パロアルト、「Prisma AIRS 2.0」発表 AIエージェントからモデル自体のセキュリティまでを統合
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
