今回、提供される「仮想化アセスメントサービス」は、仮想化環境への移行や、仮想化を利用したクラウドコンピューティング環境への移行を実施する前段階で、ユーザーの既存システムのサーバや利用しているデータセンタなどのシステム環境の分析を行い、移行した際の導入効果などをレポートで報告するサービス。
既存システム環境の分析には、CiRBA社が開発した分析ソフトウェア「CiRBA Data Center Intelligence」を利用することでネットワーク経由でサーバなどのITリソースの使用率などを測定することができ、システムの現状を正確に「見える化」。
収集されたデータを基に日立システムの専任技術者が分析を行い、仮想化やクラウドコンピューティングに移行する際の最適なITリソースなどのシステム環境をレポートで報告する。
日立システムは、「仮想化アセスメントサービス」を「ITリソース最適化ソリューション」の製品ラインナップに追加し、「仮想化アセスメントサービス」にて分析・評価した顧客の仮想化やクラウドコンピューティング環境への移行によるシステムの受注拡大を図り、「ITリソース最適化ソリューション」全体で今後3年間で約10億円の販売を目標としているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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