検証は、マイクロソフトの「Hyper-V」によるサーバ仮想化環境下で、シマンテック社の「Symantec NetBackup」と日立の「AMS2000シリーズ」のバックアップ機能を連携させ、バックアップシステムの評価・検証を共同で実施するというもの。
従来、サーバ仮想化環境でのバックアップを行うには、システムの一時停止やサーバ内のCPUやメモリを使用するなど、業務への影響があったが、今回、日立が提供するバックアップサービスは、「Symantec NetBackup」の特許出願中であるシングルファイルリカバリ機能と「AMS2000シリーズ」のバックアップ機能を連携し「Hyper-V」のサーバ仮想化環境に対応することにより、サーバ内のリソース消費を最小限に抑え、高速バックアップを行うことができるようになったという。
また、シマンテックのデータの重複排除機能と組み合わせることで、バックアップデータを重複することなく効率的に保存できる。
シマンテックと日立では、今後も、サーバ仮想化環境下における両社の製品を活用したクラウド環境向けソリューションの評価・検証を進めていくとのこと。
本サービスは、「Hitachi Backup/Restore Design & Implementation service」として、2010年8月2日から提供開始される予定。