今回開発されたアプリでは、従来のスマートフォンにおけるシンクライアント化をさらに推し進めたという。メールの安全な業務利用を可能にしたことにより、「電話の発着信履歴」と「電話帳データ」、そして「メール」という企業活動において機密情報を扱う重要なコミュニケーションツールを安全に利用することができるとしている。
発表によると開発されたアプリの主な機能は次の通り。
(1) 安全性の高い「セキュアメール」
「セキュアメール」は業務メールや添付ファイルをスマートフォンに一切保存することなく閲覧・送受信できる。端末を紛失してもメールデータが保存されていないため、機密情報の流出を防止。
(2) アプリ内の安全なデータ管理・運用を行う仕組み
・多要素認証:ID、パスワード、個体認証に加え、アプリケーション認証などを組み合わせ
・不正インストール対策:非正規にアプリをインストールしたスマートフォンからの利用を禁止
・アプリケーション改ざん検出機能:検出時にはロックを行う
・リバースエンジニアリング対策