今回のセキュリティ機能拡充によって、端末紛失や盗難時のセキュリティ対策として、スマートフォンにキャッシュデータを残さない機能や利用端末を認証する機能などを提供し、従業員が私物のスマートフォンを企業内に持ち込んで業務活用するBYOD(Bring Your Own Device)として利用できる環境を実現するという。
今回は、次のような機能が提供されるという。
セキュアブラウザ機能:端末にコンテンツのキャッシュやアクセス履歴などのデータを残さないで、メールの添付ファイルや社内システムにリンクされたコンテンツファイルを閲覧できるセキュアなスマートフォン向けブラウザ。
ファイルビューア機能:MS OfficeやPDFなどのファイルを専用ビューアがなくてもWebブラウザで閲覧可能な形式に変換して閲覧できる。
これにより、スマートフォンをセキュアに業務利用することが可能になるという。さらにセキュリティを担保するために、あらかじめ登録した端末からのみ、このサービスを利用可能とする仕組み(機体認証機能)をオプション提供するとしている。
対応端末は、以下OSが搭載されたスマートフォン、タブレット端末。
・Android(2.x、3.x)
・iOS(4.x、5.x) 2011年12月中旬より提供予定
今回の機能提供開始にあわせ、「スマートフォンスタートダッシュキャンペーン」が実施される(2012年3月31日まで)。このキャンペーンでは、月額利用料金が最大58%(100ID利用時)割引になるという。この割引は、契約期間内適用されるという。
■ニュースリリース
http://www.ntt.com/serviceinfo/monthinfo/detail/20111209.html