このサービスは、現在、電話や紙の注文書のFAXやメールなどで行われている企業間の受発注業務を、クラウドサービスとして提供するというもの。
今回発表された「WEBPSN/EC」は、「注文機能」「個別見積機能」「特価申請機能」「納期回答機能」など、企業間取引の受注業務に関連する機能を標準化しクラウドサービスで提供するという。また、業界や企業による業務特性や商品特性に合わせた個別機能も追加可能だとしている。
このサービスを利用することで、電話やFAXなどの受注業務にかかる人件費を約3分の1から4分の1程度に削減でき、またクラウドサービスのため、個別に受注システムを構築する場合と比較し、導入期間を約2分の1に短縮することが可能だとしている。また、このサービスは、多言語・多通貨への対応も可能で、海外の取引先からの受注処理にも利用できるという。
発表によると、「WEBPSN/EC」の概要は次のとおり。
1. 企業間取引における受注業務に関する機能をクラウドサービスで提供
「注文機能」「個別見積機能」「特価申請機能」「納期回答機能」など、企業間取引の受注業務に必要な機能を標準化しクラウドサービスで提供。データセンターを利用するため、災害時の事業継続におけるリスク軽減を図ることも可能。
2. 業種・業態に合わせて、個別機能の追加が可能
業界や企業ごとの業務特性や商品特性に合わせた、個別機能も追加可能であり、業種・業態を問わず幅広い企業に対応。
3. グローバルな受注取引に対応
日本語、日本円以外の言語や通貨への対応も可能。また、24時間365日のサービス運用にも対応し、海外の多地域の取引先からの受注処理を実現。
■サービスの詳細
http://www.nec.co.jp/outsourcing/mpfs/scm/sellwebedi/index.html