フリービットは、IaaSとして「フリービットクラウド VDC」を2010年3月から提供しているという。これまで、Gree Platformの推奨環境に採用され、数多くのソーシャルゲームの運用環境を提供してきたことに加え、2012年7月には、テレビ朝日で膨大なトラフィックが発生する番組中のキャンペーン受付のための通信系基盤に採用されるなど、小規模から大規模まで幅広いクラウド環境の運用を行ってきたという。
フリービットグループは、プライベートクラウドのニーズに、シンプルかつコストパフォーマンスの高いサービスで対応するために、「プライベートクラウドワンストップサービス」によって、プライベートクラウド市場に本格的に参入することになったとしている。
発表によると「ワンストッププライベートクラウド」の特徴は次のとおり。
1. 1つの窓口で対応
フリービットの担当者が、構築から運用、マーケティングまでの相談を一貫して受けるため、システムの全容を把握することが可能。
2. 稼働率(SLA99.99%)、IPv6ネイティブ対応
プロバイダー約300社に提供しているインフラと「直結」した、強力なネットワークバックボーンと稼働率(SLA99.99%)の高品質なサービスを実現。
3. 必要十分なファシリティが揃い、クラウドと柔軟な連携が可能な物理DC
フリービットの100%子会社のベッコアメ・インターネットでは、UPS、自家用発電設備による電力への対策や、耐震、対荷重を考慮した専用ラックを設置し、床吹上空調による、快適な物理サーバー環境を完備。
4. 低コストでクラウド事業者が自ら行うMSPサービス
物理環境から仮想環境まで、全てに対して監視を行うことが可能なMSPサービスを提供。
5. 法人、研究機関、マンションISPなどで実績のあるSI
フリービットの連結子会社であるギガプライズは、各種法人業務に加え、マンションISP事業も展開しており、実績に基づいて幅広い要望に対応可能。
6. SEO、リスティング、アフィリエイト等のインターネットマーケティング
フリービットの連結子会社であるフルスピードは、より効果的にサービスを周知するために、インターネットマーケティングのサポートを実施。
■フリービットのWebページ
http://www.freebit.com/index.html