新シリーズは、過去最大規模でハードウェアを刷新しており、従来シリーズと比べて、同等のハードウェア価格でメモリが最大5倍以上に、ストレージ容量は最大で約4倍に増強されているという。新シリーズは、ミラポイントの販売代理店経由で販売し、出荷開始は1月下旬を予定しているという。
ミラポイントのメッセージングアプライアンスは、導入・管理・運用がシンプルであり、独自のメール専用OS「Mirapoint Messaging Operating System(MOS)」を搭載しているため既知のハッカー攻撃が存在せず、専用機ならではの安定稼働とTCO削減を実現するとしている。
メールサーバーアプライアンス「Mirapoint Message Server 8シリーズ」のハードウェア刷新の一例としては、従来のハイエンドモデル「Mirapoint Message Server M7700」で最大2.3TBだった内蔵ストレージ容量が、新シリーズの「Mirapoint Message Server M8800」では最大7TBとなり、拡張性が向上したことで、SANストレージ等の外付けディスクストレージを利用せずに、1台のメールサーバーでメールの運用を完結することが可能になったという。
また、SAN対応モデルでは、これまで大規模組織向けの「Mirapoint Message Server S7000」の1モデルだったものが、新シリーズでは、「S7000」の後継にあたる「Mirapoint Message Server S8000」のほかに、中小規模向け「Mirapoint Message Server S800」が追加されたという。
スパム/ウィルス対策などの各種セキュリティソリューションを搭載するメールセキュリティアプライアンス「Mirapoint RazorGate 8シリーズ」は、従来は「RG 170」「RG 700」「RG 7000」の3モデルで展開していたものを、新シリーズは、「RG 180」(RG170の後継)「RG 280」(新モデル)「RG 800」(RG 700の後継)「RG 8000」(RG 7000の後継)の4モデル展開になったとしている。
■メールサーバーアプライアンス「Mirapoint Message Server8シリーズ」の詳細
http://www.mirapoint.co.jp/products/message_server.php
■メールセキュリティアプライアンス「Mirapoint RazorGate 8シリーズ」の詳細
http://www.mirapoint.co.jp/products/razorgate.php