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アカマイとラックが提携し、DDoSサイバー攻撃対応のセキュリティソリューションを提供

世界に展開する13万台のサーバ群がDDoS攻撃の盾に

アカマイのKONAセキュリティソリューションは、データ窃取、大規模なDDoS攻撃やそれによるサービスの停止を防ぐ、堅牢なクラウドコンピューティングセキュリティだという。KONAセキュリティソリューションは、DDoS攻撃は止められないという常識を覆す、Webシステムが100%停止しないサービスだという。

DDoS攻撃により送られてくる大量の不正データは、企業のWebシステムやネットワークの許容範囲を超えて送られることで、サービスが停止するという。KONAセキュリティソリューションは、世界81カ国に展開する約13万台のサーバ群によるネットワークを提供することで、高度なクラウドコンピューティングネットワーク上に仮想的に企業のシステムを構築し、DDoS攻撃を受け止めることで、システムの安定稼働の継続をを実現するという。さらに、データ窃盗およびダウンタイムを防ぎ、サービスを妨害する攻撃を軽減するように設計されているとしている。

ラックはアカマイのKONAセキュリティソリューションの提供に加え、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOC(ジェイソック)における監視サービスの提供で蓄積してきたノウハウと併せることで、DDoS攻撃への対策を含めたセキュリティサービスを提供していくために協業するとしている。

これにより、政府諸官庁や金融機関を始めとする両社の既存顧客のみならず、アカマイユーザへのJSOCサービスの提供や、全世界の新規ユーザに、より強固で、安心、安全を担保するセキュリティソリューションを提供していくという。さらに、両社が得意とするマーケットにおけるノウハウを共有することで、より広範な分野への効果的なソリューションを相互に模索、解決策を提供していくとしている。

今回提供されるセキュリティソリューションの特徴は次のとおり。

・システム構築が不要:従来のハードウェア対策では導入が困難とされてきたが、システム構築が不要になったため、短期導入が可能に。

・保守・運用のターンキーでの提供が可能:煩雑な作業を要する保守・運用について、ラックが提供するターンキーでの対応が可能に。

・パフォーマンスの犠牲なし:強固なセキュリティ対策によりパフォーマンスに犠牲が生じることが多々ありますが、アカマイのプラットフォーム(Akamai Intelligent Platform)、ユーザそれぞれのWebエクスペリエンスに応じてパフォーマンスをインテリジェントに最適化するAqua Ion(アクア・イオン)などによってパフォーマンスの犠牲を生じない。

・100%アベイラビリティ:確保が困難なアベイラビリティを100%保証。

・急激なトラフィック増への対応が可能:サイバー攻撃により急激なトラフィック増が発生した場合でも「Akamai Intelligent Platform」が増加トラフィックを吸収するため、追加対応は必要なし。

・国防クラスの確実な防御が可能:サイバーアタックへの耐性が低いユーザーにも、グローバルな知見や長年のノウハウを結集した国防クラスの確実な防衛策を提供。

・常時ON + JSOCでの監視:従来のハードウェア対策ではサイバーアタックへの即時性が問題視されてきたが、KONAセキュリティソリューションは常時ON、かつラックのJSOC監視システムと「Akamai Intelligent Platform」との連携が可能。

・ビジネス継続性の担保:サイバー攻撃の発生時でも、通常ビジネスは継続可能。

・ラックの独自シグネチャ:日本独自の攻撃についても、ラックの蓄積ノウハウおよびラックが提供する独自シグネチャ(2バイト対応)により対応が可能。

■ニュースリリース
http://www.akamai.co.jp/enja/html/about/press/releases/2013/press_jp.html?pr=030713

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