「VMAX CE」は、マルチテナントに対応し、利用しやすい価格モデル、拡張性、セルフサービスなどが特徴で、おもにプライベート/ハイブリッド/パブリッククラウドを構築するユーザーやサービスプロバイダー向けに提供するという。
「VMAX CE」は、稼働率実績99.999%以上というハイエンドストレージ「EMC Symmetrix VMAX」と、サービスレベルを制御する自動階層化機能「FAST VP」を組み合わせて提供するもので、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンドという5段階のストレージサービスレベルで提供し、EMCが定義している容量ベースの単位(チャンク)で提供するという。
ユーザーは、必要な容量とパフォーマンスに応じて、自社に最適なサービスレベルをビルディングブロック方式で柔軟に組み合わせて利用することが可能だという。ハードウェア構成に依存せず、システム構築後も柔軟にインフラを拡張できるため、利用する容量やサービスの変化に応じて投資計画を立てやすい特徴があるという。
また、「VMAX CE」は、セルフサービスポータルを備えており、ユーザーが自ら、リソースの追加や変更を行うこともできるという。さらに、REST API対応により、「VMAX CE」のレポート情報と既存のサービスポータルとの連携が可能なため、ユーザーやサービスプロバイダーは容易にクラウドサービスを構築することができるとしている。
■ニュースリリース
http://japan.emc.com/about/news/press/japan/2013/20130319-1.htm