「AppDNA」は、Windows XPからWindows 7やWindows 8への移行や、デスクトップの物理環境から仮想環境への移行を支援し、アプリケーション管理を簡素化するソリューション。独自のアルゴリズムを実装し、パッケージアプリケーションやカスタムアプリケーション、Webアプリケーションを分析するという。
それにより、移行プロジェクトの大半の工数を占めるアプリケーションの互換性判定、アプリケーション改修の必要性判定、改修箇所と改修内容の詳細な情報提供というプロセスを自動化し、移行プロジェクトの費用と期間を30%~50%削減するとしている。
今回発表した「AppDNA 6.2」では、日本語版Windows OS上での稼働と共に、ダブルバイトを含むアプリケーションの正式サポートも開始するという。日本市場向けのサポート強化と同時にWindows 8、Windows Server 2012、およびInternet Explorer 10の分析も正式サポートとなり、最新のWindowsテクノロジーの展開を強力に支援するとしている。
シトリックスは、2014年4月8日のWindows XPおよびIE6のサポート期限を前に、より多くのユーザーがデスクトップ環境を移行するように、パートナー向けの各種教育を提供しているとし、パートナー各社と協力したサービスの立ち上げも予定しているという。
「AppDNA」が仮想環境への移行を支援する代表的なプラットフォームは次のとおり。
・Windows OS:Windows 7、Windows 8、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2012
・Internet Explorer: IE7, IE8, IE9, IE10
・アプリケーション仮想化基盤: Citrix XenApp(セッション型、ストリーミング型)、Microsoft Application Virtualization(App-V)
■ニュースリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20130328.html?link_id=tnw_20130328_01