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IIJ、インターネット経由で利用できるクラウド型リレーショナルデータベースサービスを提供開始

「IIJ GIOデータベースサービス」を4月15日から提供

「IIJ GIOデータベースサービス」は、業務データなどの蓄積や検索に利用できるリレーショナルデータベースをインターネット経由で提供するサービスだという。このサービスにより、高速かつ信頼性の高いデータベースを手軽に利用することができるとしている。インターネット経由で利用できるリレーショナルデータベースの提供は、国内事業者として初のことだという。

IIJはこれまで、クラウドサービス「IIJ GIOサービス」のオプションとしてデータベースサービスを提供してきたが、このサービスではインターネット経由で接続できるため、ユーザーはIIJのクラウドサービス(「IIJ GIOホスティングパッケージサービス」など)はもちろん、他社のクラウドサービスやユーザーの施設内のシステムと接続し本番環境として使用することやバックアップ利用のほか、最低利用期間が1か月であるため、短期利用の開発環境としても使用することができるという。

発表によると、このサービスの特徴は次のとおり。

・高速、高信頼性
 仮想化環境でのデータベース利用では、トランザクション性能に課題が残る中で、このサービスでは高速ディスク(SAS)搭載の物理サーバと同程度のトランザクション性能をもつ高品質なデータベースをクラウドで提供することが可能。データベースシステムは、標準で冗長化されており、データを定期的に無停止でバックアップすることで、高い信頼性を実現。SSLにより、データの入出力を暗号化することやファイアウォールにより、接続元を制限することも可能。

・構築、運用の手間が不要
 データベースサーバはIIJが構築、運用。ユーザーは、サーバやソフトウェアを購入する必要がなく、また障害対応、セキュリティパッチの適用もIIJが行うため、データベースの運用負荷を大幅に削減可能。データベースソフトウェアはオラクル社のMySQLとOracle Databaseから選択でき、すでに当該ソフトウェアを利用している場合は、データやアプリケーションなどの資産をそのまま活用可能。IIJとすでに契約頂しているユーザーは、オンラインで即日利用でき、新規の場合は、5営業日で利用開始。最低利用期間は1か月で、開発やテストなど一時的な利用も可能。

・高コストパフォーマンス
 月額料金は46,800円からで、検索数やデータ転送量に関わりなく月額固定料金で利用可能。用途や要望により、性能やデータ容量を随時拡張することが可能。ユーザーが自社でデータベースを構築・運用する場合に比べて半分以下のコストで利用可能。また、サービスリリースにともない、月額費用が最大3か月無料となるキャンペーンを実施。

■ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2013/0410.html

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