クラウド版の最新バージョンとなる「LMIS on cloud」Ver1.2では、これまで以上に多くのユーザの利用を想定し、大規模運用からモバイルまでのさまざまな利用シーンでの活用に対応するための機能追加と拡充を施し、ユーザへの利便性をさらに向上させたとしている。
発表によると「LMIS on cloud」Ver1.2で利用可能になった主な追加機能は次のとおり。
・ITサービスの利用状況がエンドユーザに可視化されて提示
障害情報などの登録者や承認者だけでなく、エンドユーザ自身が「LMIS on cloud」にアクセスしてFAQやインシデントの状況を確認することが可能に。これにより、全社規模での活用と情報共有が可能になり、障害数・対応ステータスの可視化はもちろん、既知の問題であれば、エンドユーザ自身が確認して解決することで、サポート担当者の負荷を軽減し、業務の効率化をはかることが可能に。
・ロケーションを選ばず外出先でも承認が可能
「LMIS on cloud」にログインしていなくても、メールによる承認実施が可能となり、モバイルなどのツールを利用できる条件が整っていれば、ロケーションを選ばず承認が可能に。
・柔軟なワークフローでスピード対応を実現
ワークフローにおける承認が、出張、外出等で止まりスムーズに流れないという課題に対して、指定した期間を越えた際には承認権限を他のユーザに委譲する機能を追加。休暇や傷病などで承認者が不在になるときも、承認者設定を変更することなく一時的に承認権限を委譲し、代理者が承認することで対応の遅延を防止。
・障害の影響範囲、リリース対応状況をより直感的に確認が可能
プロセス間の紐付きや構成情報を俯瞰する関連情報エクスプローラの表示を改善し、障害の影響範囲、リリース対応状況をより直感的に確認可能。また、CSV出力にも対応させ、データ加工やレポート作成などでの活用が可能に。
■「LMIS on cloud」の詳細
http://www.bsp.jp/products/lmis/oncloud_function_new.html