今回、Amazon EC2で検証を完了したのは、企業内外のシステムおよびアプリケーションをシームレスに連携するB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」、企業間のデータ連携をスムーズに行う環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B」、およびデータ変換ツール「AnyTran」の3製品。
「ACMS E2X」と「ACMS B2B」は、企業間のさまざまな形態での電子商取引に対応する機能とシステムやアプリケーションの統合機能を1つのパッケージで提供していることから、Amazon EC2上のEDIシステムと、オンプレミスの基幹業務システムを連携し、B2B業務プロセス全体をカバーするシステムとして運用できるという。
また、「ACMSシリーズ」は、SAPをはじめとするERPに対応したアダプタを備えていることから、それらとも容易に連携することも可能だとしている。
「AnyTran」は、国内外の各種EDI標準をはじめ、XMLやSAP IDoc、CSVなど、あらゆる種類のフォーマットに対応した汎用フォーマット変換ツールだという。クラウド上やオンプレミスの各種システムやアプリケーション間など、さまざまなデータ交換の場面でのフォーマットの違いを吸収するツールとして利用できるという。
なお、DALは、今回の検証完了にあわせ「AWS Partner Network」に加入しAPNテクノロジーパートナーとして、6月5日・6日に開催される「AWS Summit Tokyo 2013」に出展し、「ACMSシリーズ」の展示・デモンストレーションを行うという。
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