このサービスにより、オンプレミスのサーバーに設定しているIPアドレスをクラウド環境でもそのまま利用できるため、これまで必要だったネットワーク・サーバー機器などの設定変更作業やデータ移行作業を大幅に削減できるとしている。
発表によるとこのサービスの特徴は次のとおり。
・IPアドレスを利用し、クラウド移行による設定変更作業を大幅削減
SDNに対応するゲートウェイ装置をユーザーの拠点に設置し、オンプレミスとクラウドを同一のネットワークセグメントで接続するため、オンプレミス環境のネットワークの設計・設定作業を軽減可能。また、オンプレミスのサーバーに付与されていたIPアドレスを移行先であるクラウド環境でもそのまま利用できるため、サーバーの設定変更などクラウド移行にかかる作業を削減可能。
・インターネット経由でオンプレミスとクラウドを最大100Mbpsでセキュアに接続
オンプレミス環境とBizホスティングEnterprise Cloudを、インターネット経由で接続し、最大100Mbpsの暗号化されたデータ通信を利用可能。すでに契約しているインターネット接続回線を利用する場合は、クラウド移行のための新たなネットワークの構築が不要。
・1日単位の課金でクラウド移行に必要な期間のみサービスを利用可能
ゲートウェイ装置を含め1日単位の料金で利用できるため、クラウド移行のための投資が不要であり、必要な期間のみの費用に抑えることが可能。
利用料金(税別)は、初期費用が220,000円、1日あたりの利用料金は10,800円(月額上限:223,000円)としている。
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