今回の協業によって、今後、HPのサーバーおよびネットワークスイッチ製品と、FortinetのUTMアプライアンス製品を統合した新しいセキュリティプラットフォームを商品企画し、ソフトバンクBBをはじめとする販売パートナーを通じて提供していくとしている。
日本HPと国内UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理) シェアトップのFortinetが協業することにより、仮想化環境における両社の強みを生かし、サーバーからネットワークスイッチ、UTMアプライアンス製品までを統合、事前検証した新たなセキュアITソリューションを提供していくという。
なお、今後、協業によって提供されるソリューションは、中堅・中小企業におけるサーバーおよびネットワークの仮想化環境においてセキュリティ確保を容易かつ低コストで行うことを可能にするとしている。
発表されたの協業における主な内容は次のとおり。
・日本HPの「HP ProLiant サーバー」「HP ネットワーク」と、FortinetのUTMアプライアンス「FortiGate」および「FortiMail」「FortiAnalyzer」「FortiManager」のハードウエア/仮想アプライアンスを統合し、仮想化環境に最適な構成の作成と事前検証を行い、推奨構成として販売活動を展開。
・ITシステム全体を考えた、セキュアITシステムのガイドラインを作成し、新たなセキュアITソリューションの商品企画を共同で実施。
・Fortinetの販売パートナーへの全体的な教育支援、市場認知度を向上させるためのマーケティング活動を共同で実施。
・ソフトバンクBBをはじめとする両社の販売パートナーを通じて、主に中堅・中小規模企業に向けた提案活動を積極的に展開。
■ニュースリリース
http://h50146.www5.hp.com/products/networking/news/pdf/HPNetworking_2013.07.17.pdf