今回、BSPは、文字コードなどプラットフォーム間の違いを吸収できるBSPの帳票基盤ツール「BSP-RM」に、メインフレーム帳票と同様の書式などの資産を使ってオープンプリンタ出力を実現する日立の「PDE for Open」 との連携オプションを搭載した。
これまで、メインフレームを利用するIT部門では、プリントコストの削減を目的にプリンタ環境をオープンプリンタに移行するニーズが高まっていたものの、メインフレーム環境で作成した帳票をオープンプリンタに出力するためには、メインフレーム帳票特有の書式や文字修飾などを変換する改修を業務アプリケーション側で行う必要があったという。今回の連携オプションにより、メインフレーム帳票を容易にオープンプリンタへ移行することができるという。
また、両製品が連携することで、各社のメインフレームから出力される印刷データの受付、大量帳票の仕分、名寄せなど、メインフレームと同様の帳票出力運用をオープン環境でも実現することができるとしている。
発表によると、製品連携による効果は次のとおり。
1. 業務アプリケーションの改修なく、オープンプリンタで大量帳票の印刷が可能
2. 各社のメインフレームからの帳票データをそのまま利用可能
3. 既存で利用している書式などの帳票資産を流用可能
■「BSP-RM」の詳細
http://www.bsp.jp/products/rm/index.html