「BIG-IP 800は」、レイヤ4スループット性能、アプリケーションレイヤであるレイヤ7のHTTP処理性能やiRulesによる高度なアプリケーションロジックに基づくトラフィック配信など、ADC市場で実績あるBIG-IPファミリの製品を低価格で提供するものだという。
「BIG-IP 800」は、BIG-IPファミリの機能と信頼性維持し、トラフィックの比較的少ない企業システム向けに開発した新製品だという。
「BIG-IP 800は」、F5として日本市場向けに開発した初の製品で、幅広い顧客や企業システム向けにBIG-IPの高度な負荷分散機能、柔軟で容易なコンフィグレーション、高い信頼性、アプリケーション・トラフィックの高度な監視、わかりやすいGUIによる管理などを、140万円を切る価格で提供するという。
F5は、この製品の提供に加え、顧客/パートナー向けの導入支援策を強化し、中小規模のADC市場に本格参入するとしている。
「BIG-IP 800」の特徴は次のとおり。
・業界トップクラスのパフォーマンス
「BIG-IP 800」は、1Gbpsのレイヤ4スループット、最大175,000 RPS(Response Per Second)のHTTP 処理、500 TPS(Transactions Per Second)のSSL処理(鍵長2048ビット対応時)など、エントリーレベルのハードウェア・プラットフォームとしては業界最高水準のパフォーマンスを提供。
・柔軟で容易な設定と高い可用性
BIG-IPに標準搭載されるプログラミング言語「iRules」を利用することで、レイヤ7パケットに含まれるあらゆる情報に基づいて、業界で最も柔軟なアプリケーション・トラフィックのコントロールを実現。また、ヘルスモニタリングの機能により、アプリケーションの状態監視を行い、システムの可用性を向上。
・わかりやすいGUI管理画面による高い管理性
高度な管理GUIによって設定を容易に行うことができるため、設定や保守に要するコストを削減するとともに、サーバやアプリケーションのエンジニアによるBIG-IPの管理を支援。
■F5ネットワークスジャパンのWebページ
http://www.f5networks.co.jp/index.html