「NetVault Backup」は、「DR4100 Rapid Data Access(RDA)」技術を活用することで、「DR4100」とのより深いレベルでの統合と自動化を可能にしたという。「NetVault」が、すべてのバックアップタスクをエンド・ツー・エンドでコントロールし、ストレージ管理のコントロールは「Dell DR4100」アプライアンスに任せるという。
この統合により、ネットワークトラフィックを最小限に抑え、バックアップの時間を短縮し、ストレージ容量を最大限に節約できるという。同時に、複雑な物理環境と仮想環境で動作する、さまざまなオペレーティングシステムとアプリケーションで、重要なデータを保護することが可能になるとしている。
発表されたソリューションの特徴は次のとおり。
・より高速なバックアップ
RDAを使った「NetVault Backup」と「DR4100」との統合で、より高速なバックアップ速度を実現。このソリューションを使ったESGラボのテスト結果では、複数の同時ストリームで、1時間あたり7.5TBのインジェクション率(データ取り込み率)を実証。
・ソース側でのデータ重複排除
「DR4100」の高度な重複排除と圧縮技術を利用することで、「NetVault Backup」のユーザーは、バックアップ元でデータの重複排除を直接行うことが可能に。これにより、ネットワーク上のバックアップトラフィックを最小限に抑えることが可能。
・最適化レプリケーションで効率的な災害復旧
「NetVault Backup」コンソールから直接「DR4100」アプライアンス間で、データを重複排除したままレプリケーションを行えるようになり、さまざまなシナリオの災害復旧や遠隔オフィスバックアップに対応。
・統合されたテープストレージ
「NetVault Backup」により、複数の「DR4100」アプライアンスからひとつの場所にバックアップデータを複製し、そのひとつにまとめられたデータをテープにアーカイブすることで、その負担を軽減可能に。
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