「Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition」のアップデートにより、IT部門はコンプライアンスとコントロールを容易に維持しながら、従業員が必要とするテクノロジーを提供することができるようになるという。
また、この製品を利用することで、WindowsベースのアプリケーションをMacに移行して既存のWindows資産を有効活用でき、加えて仮想マシンをこれまで以上に厳密に管理することができるようになるとしている。
さらに、既存製品の「Parallels Access for iPad」を加えることで、iPadから任意のMacアプリケーションや仮想マシンのWindowsプログラムにリモートアクセスして、iPadアプリのように使用できる環境を提供できるようになるという。
「Parallels Desktop for Mac Enterprise Edition」の主な機能は次のとおり。
・仮想マシンに有効期限を設定
指定日に機能を停止するように仮想マシンを設定し、契約社員や派遣社員による会社の情報へのアクセスを制限が可能。
・ヘッドレスモード
ホストコンピューターの起動と同時に自動的に起動するように仮想マシンを設定することができ、管理者がコンピューターにログインして仮想マシンを手動で起動する必要がない。
・コマンドラインツールによるParallels Desktopおよび仮想マシンの設定を拡張サポート
・拡張された一括展開ツールとガイド
IT管理者が仮想マシンを展開する際の選択肢と制御性が拡大。
・コマンドラインインターフェイスによるパスワード保護
コマンドラインインターフェイスを使用して仮想マシンのユーザーパスワードを変更またはリセット可能。
・仮想マシンのパスワードのリモート管理
ユーザーがWindows仮想マシンのユーザー情報を忘れた場合に、ユーザーパスワードをリモートでリセット可能。
・仮想マシンがサスペンドから復帰したときにWindowsロック画面が表示されるように設定し、ユーザー名とパスワードの入力要求が可能。
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