「Equalizer」は、L4~L7のロードバランシング、SSLアクセラレーションのほか、VMwareの運用管理ソフト「VMware vCenter Server」と連携して仮想サーバに対してより効率の良い負荷分散を提供し、企業の業務システム、インターネットゲートウェイ、ECサイトなどにおいて、アプリケーショントラフィックの最適化と高速化を実現するという。
今回発表された「Equalizer LXシリーズ」は、新しいハードウェアプラットフォーム(4GBメモリ、120GB SSD)を採用し、マルチコアCPUとハイパースレッディング機能によって性能が飛躍的に向上し、SSL処理能力も大幅に強化されという。また、ファームウェアに最新バージョン(EQ/OS 10)を搭載し、IPv6対応などの新機能が追加され、機器動作の安定性が高まったとしている。
「Equalizer LXシリーズ」は、最大13.0Gbpsのスループットを実現する新しいクラスの最上位モデル「Equalizer E970LX」を追加して、シリーズの性能構成を底上げし、より優れたコストパフォーマンスを提供するという。
ネットワールドは今年5月から、「Equalizer LXシリーズ」のエントリーモデル「Equalizer E370LX」を先行販売していたが、最上位モデルを含む全モデルを販売開始するという。
ネットワールドが販売する「Equalizer」製品は、エントリーモデルの「Equalizer E250GX」「Equalizer LXシリーズ」として先行販売していた「Equalizer E370LX」、今回発売する3モデル「Equalizer E470LX」「Equalizer E670LX」「Equalizer E970LX」の全5モデルとなり、システム規模に応じて最適なモデルを選択可能になったとしている。
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