アシストは、2013年2月に国内初の「Oracle Database Appliance Specialization」認定を取得し、企業に対しさまざまなな支援サービスとともに「Oracle Database Appliance」を提供してきた。
また、ビットアイルは、データセンター運用実績やノウハウをベースとして、データセンターサービス、クラウドサービス、運用サービス、システムインテグレーションを展開し、10万台以上のサーバがビットアイルデータセンター内で稼働している。
今回、アシストとビットアイルは、これまでのノウハウとサービスを共有し、ビットアイルのデータセンターにおいて「Oracle Database Appliance」を月額利用できるレンタルサーバのプラン、稼働監視やバックアップ・リカバリなどの各種サービスを組み合わせたホスティングサービスのプランを提供するという。
「Oracle Database Appliance」は、ハードウェア、ネットワーク、OS、データベースなどデータベース構築に必要なものは事前検証済またセッティングされた状態で提供されるため、信頼性が高く、高機能な「Oracle Database Enterprise Edition」をすぐに使い始めることができる。
また、緊急対応支援、バックアップ・リカバリ支援、ハードウェア、OS、データベースの監視サービスをオプションとして選択することで、障害発生の未然防止、障害時対応の迅速化や大幅な省力化も可能となるという。
今回発表されたホスティングサービスでは、ハードウェアや各種サービスを月額で利用することが可能なため、ハードウェア資産を持つ必要がなく、初期投資を低く抑えることができるとしている。
アシストとビットアイルは、信頼性の高いデータベースの導入、管理の手間とコストを大幅に削減する「Oracle Database Applianceホスティングサービス」を、災害対策サイト、開発環境としての活用や、新規プロジェクトの立ち上げ時などに最適なソリューションとして、顧客企業に積極的に展開していくという。
■「Oracle Database Applianceホスティングサービス」の基本構成
・Oracle Database Appliance(X4-2)※レンタル
・パブリック・ネットワーク
・マネージメント・ネットワーク
・設置スペース
・電源提供
・ハードウェア監視
・障害時ハードウェア交換
価格:月額495,000円
■オプションサービス
・バックアップ/リカバリ支援サービス:Oracle Database障害時に備えたバックアップ設定およびバックアップ領域
・共有NAS:バックアップ領域
・アシストあんしんサポートサービス:障害時情報収集、復旧支援
・iDoctor:Oracle Databaseの24時間365日監視
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