「SkyOnDemand」は、クラウドとの連携に特化したSaaS型システム連携サービス。クラウドと社内の基幹システム間、あるいは、クラウドとクラウド間のデータ連携をドラッグ&ドロップで設定することができ、短期間で柔軟な連携構築を実現するという。
発表によると、バージョンアップにより追加される主な機能は次のとおり。
1. Salesforceアダプタの機能追加
・Salesforce Winter'14(API 29.0)に対応
API 29.0における最新オブジェクトに対応。また、組織のAPIコールの上限数・現在の使用数が確認可能に。この機能により、API使用数が上限に近づいた場合に警告を出すなど、より堅牢な連携基盤を構築可能。
・OAuth認証による接続機能を追加
これまで、ユーザIDとパスワードで認証を行う方式、Salesforce画面側のセッションを引き継ぐ方式の2つを提供していたが、Salesforceがサポートする「OAuth 2.0 Refresh Token Flow」を用いた接続を追加。
・Bulkクエリ機能の追加
大量データの高速処理を行うためのBulkAPI機能に、データの更新だけでなく「一括クエリ」によるデータ読み取り機能を追加。
・連携スキーマのインポート機能
Salesforceのアイコン設定は、選択したテーブルに対して読み取りたい項目や更新したい項目を手動で選択する必要があったが、CSVファイルのインポートで設定を反映させる機能を追加。
2. 「Log Manager for Salesforce」アプリケーションの追加
連携処理のジョブ情報をSalesforce上で確認、閲覧することを目的としたアプリケーション「Log Manager for Salesforce」を追加。利用中のSalesforce組織に「ジョブ管理パッケージ(AppExchange)」を導入することで、連携処理側で出力したジョブログをSalesforce上で確認することが可能に。
3. ロードバランシングトリガー機能を追加
HTTPトリガーおよびWebサービストリガーがより簡単にスケールアウト可能に。連携サーバを複数構築して当機能を利用することで、連携処理を負荷分散させることが可能。
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