IBM、SoftLayer上で「Direct Link」クラウド・サービスを開始
プライベート・インフラとクラウド・サービスの間に専用ネットワーク接続を提供
「Direct Link」により、企業のITインフラからSoftLayerのプライベート・ネットワークおよびクラウド・サービスとの間に専用ネットワーク接続を確立できるようになる。
「Direct Link」により、ネットワーク・パフォーマンスの高速化と安定化が図られ、データ・セキュリティーを高め、プライベート・インフラとSoftLayerプラットフォームを統合するハイブリッド・コンピューティング・ソリューションの構築が可能になるという。
「Direct Link」は、企業のデータセンター、オフィス、コロケーション設備から、専用の物理ネットワーク接続で、世界18カ所に存在するネットワークPoP(Points of Presence)を通じて、SoftLayerのデータセンターとプライベート・ネットワークにつなげる。
こうしたPoPは、Equinix、Telx、Coresite、Terremark、Pacnet、InterXion、TelecityGroupといった、SoftLayerパートナー各社が運用する施設内に設置されており、同じ施設内のインフラを利用するSoftLayerを利用する企業に優れたアクセスが提供されるという。
「Direct Link」は、SoftLayerのプライベート・ネットワークに接続している間は、パブリックのインターネット接続を排除することにより、企業のインフラストラクチャーやサービスへのアクセス、SoftLayerへの接続速度、データのルーティング方法などを完全に制御して、次のような結果をもたらすという。
・ネットワーク・パフォーマンスの整合性と予測可能性の向上
・ワークロードとデータ・マイグレーションの効率化と加速
・データと運用に関するセキュリティーの強化
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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