「Thunder 3030S TPS」は、10GbpsのDDoS防御を提供し、小規模なサービスプロバイダーや中堅企業を、ビジネスに大きな損害を与えるDDoS(分散型サービス拒否)攻撃から保護するという。
「Thunder TPS」は、ネットワーク全体をDDoS攻撃から防御する製品ライン。今回ラインアップに加わった「Thunder 3030S TPS」は、5~10Gbpsのインターネット接続を利用する小規模なネットワークのDDoS防御を低価格で実現するために設計されている。
「Thunder TPS」はさまざまな構成に柔軟に対応し、A10の提供するRESTful APIやSDKによって外部システムと容易に連携可能だという。
「Thunder TPS」は、A10独自のOSであるACOS(Advanced Core Operating System)アーキテクチャー上で構築されている。
ACOSには、インターネット接続帯域幅を超えた大規模な大容量攻撃を受けると、「Thunder 3030S TPS」のようなプラットフォームが外部にある上位レベルのMSSP(マネージド・セキュリティー・サービスプロバイダー)型DDoS対策サービスに信号を送り、トラフィックを転送して社内ネットワークを防御する「MSSPシグナリング機能」が2014年第4四半期中に追加される予定。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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