キヤノンITS、Webセキュリティ製品「ESET Web Security for Linux」を販売開始
ウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどの脅威に対応
「ESET Web Security for Linux」は、HTTP、および、FTPの通信経路上でプロキシサーバーとして動作し、既知および未知のウイルス、ワーム、トロイの木馬、スパイウェアなどのインターネットの脅威からユーザーを守るソフトウェア製品。
この製品は、5月発売したメールセキュリティ製品「ESET Mail Security for Linux」に続く、法人向けゲートウェイ製品のラインアップに位置づけられている。
この製品は、「ウイルス・スパイウェア対策」機能に特化したシンプルなプログラム構成により、安定稼動を実現するという。また、新種や亜種のウイルス検出において高く評価されているESET社のヒューリスティック技術を実装しているという。
「ESET Web Security for Linux」の主な機能は次のとおり。
・ウイルス・スパイウェア対策
ESET社開発のThreatSenseテクノロジーにより、ウイルス・スパイウェアなどのマルウェアからユーザーのメール環境を保護。ThreatSenseテクノロジーは、6種類の検査方法で既知のマルウェアだけでなく、新種のマルウェアまでも非常に高い確率で検出。
・IPアドレスごとのポリシー設定
クライアントとアクセス先のIPアドレスやネットワークアドレスで個別のポリシーを作成することが可能。特定の社内のWebサーバーへのアクセスは、ウイルス検査をしない場合や、特定のクライアントからのWebアクセスを拒否したい場合などに利用。
・ESET製品管理プログラムとの連携
ESET製品の管理プログラムであるESET Remote Administrator(ERA)と連携し、情報収集や設定情報の配布などの集中管理が可能。
・用途に応じた複数の設定方法
Webインターフェイス、コマンドライン、ERAからのコンフィグレーション配布など、用途に応じて複数の設定方法を用意。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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